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トルコ自転車旅行②

トルコ自転車旅行②

・7日目〜8日目

トルコに来てあまり走っていなかったが、この日は本腰入れて走った。予定としては160kmくらい。前日大量のパンを買い込んで、パムッカレを4時くらいに出発。トルコといえど、早朝はとても寒く凍える寒さ。そして、上り坂、野犬・・・。しかし、一番印象に残る日になった。
 
朝から70kmくらいのゆるい上り坂を向かい風の中進むのは、かなり体にこたえる。野犬も絶好調であきらかん猟犬が3匹くらいで徒党を組んで襲ってくる。こっちだって挑発なんかしたくないけど、国道の一本道でお前らが待ち構えているのがいけないんだぞ、と思いながら、知恵袋で調べた通りライトとベルで威嚇し走って行く。すると逆効果。テンション上がって1kmくらいチェイス。こっちは25km以上で走っているはずなのにずっと追ってくる。野犬こわし。知恵袋は役に立たない。
 
でもいいこともある。AM9:00頃へばって休んでいると、近くのおじいさんが家に招いてくれてチャイとよくわからん食べものを出してくれた。トルコではこのパターンがとても多く、これから何回も家に招いてもらったり、何かご馳走してもらったりした。
彼らの言葉はわからないけど、なんか息子の話とかしてた。なんか元気出た。
 
そのまま走って昼ぐらいになると水が少なくなって来た。基本的に4リットル位持って走っているのだが、燃費の悪い私の身体だとなくなってしまう。水を求め小さな商店によると、例の通りチャイを出してくれた。そして日本人とわかり私が空手をすることがわかると、なんと店主が空手道場で師範をしているらしく、突然商店で空手対決が実現した。しかし彼は極真空手、私はスポーツ空手、まさかの関節技の後ボコボコにされる。おれ疲れてるんだけど、と思いながらなんとか水をゲットし、店脱出。
 
 
昼過ぎになるとだんだん荒野から山奥に迷い込んで行く。しかし羊や牛など広大な土地に放し飼いされていて、とても気持ち良さそう。日本と違ってトルコの動物は開放的に過ごせていいな。
 
 
 
山奥で畑の中を走っているとまたもおじいさんとおばあさんに呼び止められる。また一緒にチャイを飲む。さらに今度はその辺に植えてある葉っぱを引きちぎって謎の小麦っぽい生地に挟んでくれる。正直戸惑うが、腹は減っており、食料は少なくなって来ている。さらに目的地までまだ70kmくらいはある。ありがたくいただく。食えば食うだけ謎の食べ物が出てくる。食べれない分は直接ポケットに突っ込んで、走り出す。
 
さらに山奥を走っていると地図にない道で迷い始めた。道路は舗装などされておらず、石だらけ、全然進まない。小さな集落を見つけ、ヘルプを求めると原チャリで道案内してくれた。スポード的に全然ついていけないけど、いい人たちだな。
チャイを誘われるが、日が落ち始めてるのでありがたくお断りし、先を急ぐ。
 
 
 
看板にはブルドゥルまで40kmとある。時刻は16:00くらいで日はかなり傾いている。
ここまでもう120kmくらいは走っておりフラフラだが、力を振り絞り走る。
もう食料はイチゴジャムのみである上、水も落としてしまった。
日は没し、電灯などない国道を野犬と猛スピードの車に怯えながら、力を振り絞って走る。休憩ではイチゴジャムを舐める。
無事宿に到着。死んだように眠る。
 
 
翌日、ブルドゥルからエイルディルまで70kmほど走る予定だったが、私はあまりの疲労でバスにする。友人はチャリ。宿の住所だけ教えてもらい、少し観光した後バスに乗る。横のおっさんと心意気で会話しながらエイルディルに行く。
エイルディルは高地の湖沿岸に位置する町で、日本でいう軽井沢のような避暑地である。それほど知られていないらしく、それほど混まず人気なのだそうな。
しかし、今回は3月と冬。誰もいない。誰もいない湖畔を凍えながら歩く。
改めて夏に来てみたいと思う。
 
 
そういえばここまで書いてなかったが、町による度モスクに寄っている。モスクはトイレを貸してくれる上、なかなか特徴があって面白いのだ。
 

<食べ物について>

・パン

トルコはパン食である。小麦の産地であるため、パンは安くでかい。ただ日本人向けではないかもしれない。一番シンプルなパンはエキメッキと呼ばれる。日本みたいに様々な種類があるわけではないが、エネルギーは取れるので、でかいパンを荷台に背負って走っていた。
 

・チャイ

トルコ人はチャイを愛用している。
チャイはインドなどと違いスパイスなど入れないシンプルなタイプ。
彼らは砂糖をチャイに入れる。角砂糖を入れるパターンが多く、基本が2個、年寄りになれば4つくらい入れたりする。私は2個または3個が丁度いい。
 
 
余談だが、チャイ用のヤカンがある。ヤカンを二段重ねたようなもので、上の段に茶葉だけ入れて、下の段に水を沸かす。水が沸いたら上の段にお湯を入れて、カップには両方注いで濃さを調整する。おじさんが教えてくれた。言葉がわからないが、多分あってると思う。